りほやんレビュー

試合の感想を好き勝手に言う

ベガルタが私を動かしてくれる

私にとってのベガルタ仙台

初めてベガルタ仙台の試合に行ったのは2010年の4月だった。

あの時はまだ18歳で、大学でできたばっかりの友達を誘って

「生まれて初めてのプロサッカー観戦」なるものをした。

 

ベガルタ仙台の席はランクが5個か6個に別れてて、一番安い自由席南の席のチケットを握りしめてスタジアムの中入る。

相手は鹿島アントラーズで、私も名前を知ってるような選手がたくさんいた。

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写真のような感じで、サポーターがたくさん向こう側にいる。

それを見るだけでぞわぞわと今までに感じたことのないような全身から来る高揚感に見舞われた。

 

自分たちの座っていた席は空いてこそいたけれど、角の見えづらい位置だったし、ユニフォームを着た人も少なかったが、

それでも点数入ったらその友達とハイタッチをしたし、もっと仲良くなれた気がしたし、鹿島アントラーズのような強いチームに選手の名前誰一人分からないベガルタ仙台が勝ったのが凄く私には元気づけられた。

 

 

 

「もう一回見たいけど、一人じゃ行けないなぁ」

1年ほど行かずじまいの日々が続いた。

ただ、その間もベガルタの試合のダイジェストはずっと見ていたし、BSや民放で放映があれば必ず見ているような生活を送る。

 

一人で行ったらだめかなぁ。とふと思ったのがきっかけで、一人でサッカーを見に行ってみた。

最初は恥ずかしいような、嬉しいような気もちでいっぱいだったけれども、

 

そのうちどうでもよくなったし、

サッカーを好きじゃない友達と見るより、近くのおじさんや、女性の方々と騒いだり、たまにゴールが入り抱き合うのが何より私に一体感を味わせた。

 

そのうちベガルタ仙台を応援してるという大学のサークルを見つけた。

ベガルタを純粋に愛している、まるで純文学サークルのような熱いサークルである。

なかなか友達ができなかった私にとって、本当に心を開けたし、いい友達にもなってもらえた。

 

ベガルタが私を動かしてくれる

大学卒業時に、ベガルタを応援するうちにできた仲間や後輩にベガッ太の電車広告をもらった。

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裏には私が行けるアウェイの試合日程が書いてあった。

(私はセレッソのカキタニが好きだから、セレッソ戦はホームの試合も来たらいいそうだ)

 

私にはなんの理由もなく、ベガルタが好きというだけで集まれる友達ができたし、

それが私にいつだって元気をくれる。

 

ということで、ベガルタが大好き!